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京都の喫茶店2

一寸脱線しましたが 話を喫茶店に戻します。
京都には 忘れられない喫茶店があります。いえ、ありました。
それは、「yamatoya」というJazz喫茶です。
ネットで検索しますと 現在もあるんです。
平安神宮近くのようです。
昔と違って 大分かわいい外観です。
でも 私の知っているのは 40数年前の岡崎公園裏当たりの 表通りから入り込んだ
更に 路地を曲がったところにありました。
民家を改装した店でした。1階もありましたが 普段営業していたのは2階で
狭い階段を上がった先 8帖ほどの店で
非常に硬派のJazz喫茶で 店内おしゃべりも遠慮する店です。

これがJazz喫茶だ、という代名詞のような店でした。
店内は薄暗く 巨大なスピーカーが2台。
ウーハー用のスピーカーが縦に二つ並んでいます。
友人に言わすと 1つが真のスピーカーでもう一つは共鳴用だとのこと。
そんなことはどうでもいいのです。その上にツイッター用の扇方のラッパが載っていました。
私の興味は あのスピーカー どうやってここへ搬入したかその疑問だけです。
オーディオの雑誌かタウン誌か分かりません 「あのスピーカーはどのようにして設置したか?」
の特集がありました。階段からは 入りません。
窓を壊して入れた。との意見もありましたが 路地裏です。その窓までクレンーが入りません。
屋根を壊して ヘリコプターで入れた、との意見もありましたが
結局 店からの 明確な回答はなかったようでした。

その薄暗い店内で ぼんやり光を放っていたのが マッキントシュの管球式アンプ24?とかのロゴがありました。
真空管の情けないぐらいの光がいい雰囲気を醸し出しています。
プリアンプにパワーアンプそれぞれが2台づつ マルチで設置です。
ターンテーブルも2台です。レコードの掛け替えのタイムロスを省くためでしょうが
次期のレコードを早めに回し クリーナー用のアームでレコードの埃を取っています。
それもまた いい景色です。
アームは SME(オーディオに詳しくないので名前が違うかもしれません)天秤型の分銅で針圧を調整するタイプです。
原始的だが 機械的には単純明快な形で 見た目にも安心をもたらします。

そして 一度も稼働してるのを聞いたことがありませんでしたが 縦型のオープンテープデッキがあります。
雰囲気作りは 100点。大人の店です。
私のようなガキの行く店ではなっかたかもしれません。

Jazz喫茶には 紫煙が似合います。
店にも 何種類かのタバコの買い置きがあります。
ハイライトを頼むと ハイライトはソフトケースなので 店オリジナルのハードケースを掛けて出てきます。
今は もう持っていませんが なかなか洒落たデザインでした。店のマッチと対になっていました。

その頃のタバコは 殆どがソフトケース。ハードケースは ショートホープと両切りピースそしてケントぐらいです。
マルボロもラッキーストライク(ある硬派の漫画家の作品の中でよくでてきます)ジタン(すねた作家の好むタバコ)
どれも ソフトケースです。
そんな紫煙をくぐらせながら 時を忘れる。そんな時もありました。

新しい店にも行ってみたいと思いますが 私 自慢じゃないけど 京都駅が新しくなってから1度も京都に降りていません。
死ぬまでに行けるだろうか?
小さな希望ですが こんな希望でも生きる糧にはなるものです。

実は 私 こんな硬派のJazz喫茶もいいのですが おしゃべりしながら気づいたらJazzが流れてるそんな店も又好きなのです。
次回か 更にその次か その時は柔らかいJazz喫茶のお話です。
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コメント

No title

良いですね〜
こんな話になると一気に文章が弾みますね〜

昔、TEACの4トラックオープンリールデッキを持っていまして、
これでないと音がね… など、分からんちんなのに
生意気なことを言っていましたっけ〜

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