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喫茶シリーズ

長々と喫茶シリーズを書いてきましたが これからが詰めです。
今までは これからの話をするための序段です。
詰めの話しは まったく喫茶とは関係のない話しなのです。
多少のつながりが有るとすれば それはコーヒーには習慣性があるということで、
それに気づいたところから今日のお話です。

学生時代 夏休みに一ヶ月ちょっと 信州の山に籠っていたことがありました。
その当時は 学生村と呼ばれていたのです。今もあるかどうか知りません。
昔は クーラーもそんなに安くなく 学生アパート 下宿には付いているところなんか皆無です。
そこで 涼しい高原に避暑です。
集落一体で 学生を受け入れます。自分たちの暮らしている部屋を明け 住民の方たちは 庭に小屋を建てたり
納屋の二階に移って 長期契約 安い料金で学生を受け入れていたのです。
三食おやつ付きです。今の民泊パターンの食事付と思ってください。

利用するのは 部とかサークルの合宿、卒論の準備、受験勉強、楽器の練習、それぞれですが
殆どの学生 ただ遊んでいるだけです。
山を散策したり 滝つぼで川遊びしたり、地元の小学生相手にサッカーをしたり、昼寝をしたりの日々です。

週末の夕食は 隔週でジンギスカンパーティーです。
ジンギスカンと言っても 北海道のジンギスカン鍋での様なものではありません。
ブロックで囲い 薪をくべて上から半畳ほどの薄い鉄板を載せて マトンと野菜をワイルドに焼くだけのものです。
その時、初めてマトンを食べたのですが 美味しかった。

集落全体で 学生を受け入れているので どこどこでジンギスカンをやっていると聞けば
他所の民泊からも遠慮なく押しかけてきます。どこも拒絶なんかしません。
だから 隔週になっているのです。自分の処で パーティーが無ければ他所に行く。
よって毎週末がジンギスカン。

学生運動にはまり込んでいるような硬派な者はいませんでしたが 常に耳にしていたのでしょう
「♪聞け万国の労働者♪♪」なんてインターナショナルを歌うもの、
春歌を歌うもの
母校の校歌を歌うもの
集落一体が宴でした。

これで 大体 学生村がどんなものか分かって頂けたと思います。

おっと 喫茶から学生村の繋がりを書かなきゃいけないんだ。
この学生村を登場させるための喫茶シリーズだったのです。

その村は 松本市から1時間以上山に入った集落です。
喫茶店も食堂もありません。
店は 農協の生協一つだけです。
インスタントコーヒーは有りましたが レギュラーコーヒーはありません。
民泊のおやつの飲み物は 日本茶とインスタントコーヒーが置いてあるだけで
レギュラーコーヒーを飲む機会がありません。

1週間は何にも感じなかったのですが 1週間を過ぎたあたりから
誰かれなく「コーヒー飲みたいなぁ」と口にするようになるんです。
街に居ると感じたことのない感覚です。

ある日 そこのお父さんが農機具の修理で 松本まで出かけようとしていました
私は 直ぐにトラックの助手席に乗り込み「松本まで連れって下さい」
後から 留守番のみんなから「お前だけいいなぁ」のブーイング。

やっと 喫茶シリーズから学生村まで漕ぎ着けたぞ。
さぁ、ここからが大詰めです。
延ばしに延ばしています。

その延ばしに延ばしたお話 次回です。

意地悪なので 予告編ぐらい披露しておきます。「ワンちゃん(犬)のお話です」

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