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福北ゆたか線の車中から その3

28日は 折尾まで行ってきました。
ここ1か月ほど 毎週のように折尾まで行っております。
ここは鹿児島本線。いつ乗っても混んでおります。
仕事と学生の客ばかりです。生活の匂いがしません。
人間観察していても 疲れてる人か 仕事モードに嵌ってる人か 馬鹿話をしている学生ばかりで おもしろくありません。
その点 福北ゆたか線は生活路線です。人間味ある人たちがあふれています。

数年前の年末の小春日和の日 福北ゆたか線の車中は 穏やかな温かさです。
前には 5・6人の後期おばさんたちの集団です。
篠栗さんのお参りでしょう。
大体 女性の三人以上のグループには 必ずリーダーが居ます。
そのグループにも リーダーらしき方が真ん中に座っています。
マスクをかけていましたが その声はマスク越しにもよく通る声でした。
落語を遣ってる我々でも 見習いたい発声法です。

その方が 自分の指輪を回しながら
「ほら、見て見て、この指輪小さくなって抜けないのよ」

???私の思考能力では理解できません。指輪って小さくなるか?
あっ、確かに、私の家内も同じように言います。
「この洋服 小さくなったわ。新しいの買わなくちゃ」
(おいおい、近頃の洋服って洗濯して縮むかぁ。お前が太ったんだろ)←これは、私の心の声。
こんなこと絶対に言えません。
女性は 都合の悪いことは三人称に据替ます。

「まあ、大変ねぇ~」
「でもいいのよ。焼けば取れるから」
「???はぁ?」
「ハハッァ~。ほら死んだらだれでも火葬にするでしょう」

「・・・・・」友達も どう返していいのか戸惑っていました。
「ほら、この指輪 姓が彫ってあるの。(姓を彫ってある昔流行った金の印鑑指輪でした)
 いつ、どこで死んでも、これが目印になるのよ。この歳じゃないの。
 いつ、どこで死んでもいいのよ。もう、いい加減、早くぽっくり逝きたいわ。みなさんも覚悟しときなさいよ」

凄いですね。篠栗さんにお参りに行こうかという人たちです、死生観は超越しています。
私が感心していますと、その隣の人が
「あんた、今日もマスクしているけど苦しくないの?」
「あら、あんた、知らないの、今、変な風邪が流行ってるのよ。風邪は万病の元って言うじゃないの。
 風邪なんか引いて死にたくないじゃないの」

はぁ~~。
女の人って どこまで歳とっても 嘘つきは直らないようです。
だから 強いのです。男には敵いません。
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