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世界遺産

長崎天草の教会群が世界遺産になるようです。
世界遺産になるか、ならないで どのような違いがあるのか分かりません。
ごくごく短絡的な感想から言わせてもらいますと 有っても無くてもその本質価値には変わりがないような気がします。
急に観光客が増えようも、保護保全と枷を掛けられようとも、
そんなもん地区の人々にとってはどうでもいいことなのではないでしょうか。
いえいえ、その価値を否定してるわけではありません。
すばらしいものは、認定されようがされまいが、すばらしいものなのです。
このことを前提に話を進めます。

私 学生の時、写真部でした。
学園祭へ向けて 各自テーマを決めて写真を撮っていましたが
ある先輩が「隠れキリシタン」を撮りたいと行動されていました。
今の表現では「潜伏キリシタン」と言ぅ様ですが、昔の話ですので、このまま進めます。
「隠れキリシタン」??何ぁにぃ?
えぇ、私は知りませんでした。私が学生の時、昭和の時です。
明治になって宗教の自由が許されて、殆どの隠れキリシタンの方々がカミングアウトされた中で
その当時(昭和)まで 隠れたまま信仰されていたキリシタンの方も長崎には居たのです。
それは いかに昔の弾圧が厳しかったという 裏付けなのでしょう。
それらの方々の「深い思い」を写真に残したいとの事でした。
彼は 長崎の人でそのツテで「昭和の隠れキリシタン」の方々に接触できたのでしょう。
でも そんな代々隠してきた事を 
ただの一学生に 仏像に似せたマリア像だの、ロザリオ、家代々の深か~ぃ 深い心の底を 見せたりするもんでしょうか。
結構 必死に働きかけたのでしょう。
その純な 行動力に敬服です。素晴らしい先輩です。

私は、昔から現在まで、 自他とも認める、軽い・軽薄な男です。
それに反し、私の周りには このような立派な人も多いのです。
昔も、今も。

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そんな中 キリスト教って なあに?
私は ほとんど無宗教。しいて言えば、親は檀家寺のお墓に入っています。
ごく普遍的 一般の日本的な仏教徒です。

こんな私から見ても 今回の教会群、特に素晴らしいところが二つあります。
その一つは 五島の堂埼天主堂。
長崎県五島福江の近くの 岬の先の方にあります。
レンガ造りのしっかりとした教会です。
入り江の向かい側からみると レンガが水面に映ってとってもきれいです。

もう一つは 天草の崎津天主堂です。
これは モルタル塗りの素朴な教会です。
素朴ですが、これが周辺の漁村に同化してとってもいい建物です。
これも入り江を挟んで向い岸から見るととても素晴らしい景色です。
廻りの漁村の民家に囲まれ 異教徒の建物ですが、これが穏やかな入り江の水面に同化しているのです。
異教徒を排除することなく受け入れる、穏やかな市民の気持ちが この入り江の穏やかな水面になっているのでしょう。
ここは 教会の足元に行く前に必ず 対岸から眺めてください。
そこで 感動したなら 無理に足元まで行かなくて 遠くから眺めるだけでいいかと思います。
そこには そこに住まわれてる方々、それを信仰されてる方々の暮らしがあります。
美しいものは 遠くから見ても美しいものです。
きっと、誰が見ても「ふぅ~~」って、ため息がもれます。

なんら関連の無いことですが どこかで私を 遠くから眺めて「ふぅ~~」っと、ため息ついてる人いるのかなぁ~?

どうしても落語的落ち、最後の一行を加えたくなります。


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