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ランチ その4

ランチシリーズです。今回も昔の話です。
スキューバーダイビングに行くときは 必ず弁当持参です。
それは 大体ダイビングポイントが島か海上ボート故 食堂などないからです。

ダイビングは圧縮空気で呼吸しながら潜るのです。
酸素ボンベ等と言われる方もいますが それは間違いです。
酸素だけを水中で吸入すれば 酸素酔いになり気絶してしまいます。
あれは普通の大気の空気を圧縮して詰めているのです。
人間の肺は周りの圧力と同じの空気でないと呼吸できません。
だから 深度30mならば4気圧が掛かるため 1/4に圧縮した空気を吸うことになります
言い換えると 地上での4倍の空気を吸っているのです。
(圧力と体積の関係は2乗倍だったかな?馬鹿な私です。詳しくはご自身でお調べください)
空気は 酸素が1で窒素が4の割合になっています。
酸素は 体内でCO2に代わり排出され 窒素は血液に溶けます。
地上では その都度放出されますが どうしても血液には窒素の飽和量があり
そのまま 急激に浮上すると 不飽和状態になり血液の中で泡立ちます。
これを 防止するためにダイビングとダイビングの合間に休憩をし 窒素を放出する必要とあるんです。
この時に 昼食取るのが普通のダイビングツアーなんです。

いつも行っていたダイビングショップの仲間で このランチタイムに非常にテンションが上がる女性がいました。
歳は20代後半でしょう。
自分は 弁当を食べないで周りの人たちの弁当を覗いて回ります。
それも 手作り弁当だけです。ホカホカ弁当には全く興味なしです。
ダイビングは 朝早くから出かけます。一人もんが自分で弁当を詰めてくるようなものはいません。
また 妻帯者は 夫だけが遊びに行くのに なんで留守番の私が弁当作んなきゃなんねぇのよ、と作ってくれません。

手作り弁当に狙いを定めると
「ねぇ、ねぇ、それ、お母さんの手作り?」
「ワァ~~、それママの手作り弁当でしょう?」

それがなにぃ?と思ったのですが、彼女は 人はいくら成長し、歳を採って、大人になろうとも
親の作ってくれる食事をしてるうちは 子供だという解釈なのです。
「ワァ~~、まだお子ちゃまなんだ~。お子ちゃま。お子ちゃま
と茶化し 次の餌食を探して回ります。

彼女の解釈は 親の食事を食べてるうちはいくら偉そうに言っても子供なんですって。
私は 食事だけでなく 親の生きてるうちは子供は子供ですし 親は子がいくら年取って大人になっても、親と思っています。
彼女は 「親の作ってくれる食事を食べている者はいつまでたってもマザコンだぁ~」と公言していました。

だから 弁当タイムに彼女は 自分の弁当を食べません。周りの偵察が忙しいんです。
彼女は みんなが弁当タイムを終え 次のダイビングに行った後 一人で弁当を取ります。

私、ある時、昼食後のダイビングに遅れた時、彼女の弁当を見たことがありました。
豪華な手の込んだ手作り弁当だったのです。若い娘さんの作るような弁当ではありません。

はぁ~?この娘は マザコンを肯定したいの、否定したいの?今もって分からない娘さんです。



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